女性の社会進出が進み、企業を牽引するキャリアウーマンたちの力に期待が高まっている。
女性の強みとしてよく挙げられるのが、周囲が見える気遣い力ではないだろうか。
本質として、一つのことに集中しがちな男性より、女性の方が視野が広いと言われている。
女性はこうした特徴があるため、細かいところに気付き、丁寧かつ繊細な対応ができる傾向にあるのだ。
ただ、バリバリなキャリアウーマンの女性の中には、厳しすぎる人もいる。
キャリアウーマンは、細やかな部分まで目が届き、さらに相手が求めたものよりも質の高い仕事をやってのける。
一人でできることは弱音を吐かず、なんとかやり遂げようと努力する。
それは、仕事に責任を持って取り組んでいる証拠でもある。
こうした姿勢は仕事人として大変素晴らしいことだが、そのような人は他人にも同様のやり方を求め、厳しくなってしまいがちな傾向にある。
裏で「お局様」などと呼ばれ、同僚から近寄り難い女性になってしまうこケースもあり得る。
できるキャリアウーマンとして長年働き続けたいのなら、自分と人の違いをきちんと理解し、周囲に歩み寄る意識を持つことも重要だ。
特に、日頃から報告・連絡・相談が適切な女性はとても重宝される。
どんなに問題解決能力が高かったり、広い視野を持った人材であっても、この報告・連絡・相談がきちんとできない人は、仕事ができる人材ではないと言っても過言ではない。
日々の仕事を観察し、しっかりとこれができているのかを見極めていく必要がある。